日本顕微鏡歯科学会 第9回学術大会 事後報告

■平成24年4月14日(土),15日(日)の2日間を会期に、日本顕微鏡歯科学会第9回学術大会が「初心者からエキスパートへの道」を大会テーマに、日本歯科大学新潟生命歯学部において開催されました。

基調講演された辻本恭久学会長と座長の中川寛一先生

基調講演された辻本恭久学会長と座長の中川寛一先生


昨年3月11日の東日本大震災から1年余り、復興も少しずつ進む時期となり、東北地方を初め全国から多くの学会関係者が参加され
ました。

第8回大会から5か月という短い準備期間ではありましたが、学術大会を滞りなく盛会狸に終了することができましたのも関係各位のお力添えの賜と感謝申し上げます。

本大会の参加者は350余名、学術プログラムは特別講演2題、基調講演1題、シンポジウム2題、一般口演9
題、テーブルクリニック6題、ランチョンセミナー3題を数え、企業展示21社、協賛2社、後援として新潟県歯科医師会など多くのご支援により実行することができました。

また、この度初めてのプログラム・抄録集の冊子を学会員全員にお送りすることができたことも、抄録作成において甚大なるご協力をいただいた諸先生方のお陰と感謝しております。

学術大会プログラム初日には、開会式での五十嵐 勝大会長の挨拶に続き、日本顕微鏡歯科学会会長辻本恭久先生から「複雑な根
管系に対応する歯内療法のために」の演題で、根管解剖を含めたマイクロスコープの有用性についての基調講演が行われました。