大会長挨拶
Greeting
この度は第23回日本顕微鏡歯科学会の主管校を拝命しました東北大学大学院歯学研究科齋藤と申します。名誉ある学会の主管を務めさせて頂き、大変感謝しております。
本学会は歯科用顕微鏡を用いた臨床に関して集約させた学会にあります。エンド、ペリオ、補綴、インプラント、口腔外科および衛生士業務とその応用は多岐に渡ります。また顕微鏡を用いた治療技術は一部の専門医のみならず、保険収載されたのを機会に一般歯科医にも深く浸透してきており、意識の高い患者様の歯科医院の選択基準の一つに顕微鏡の設置が挙げられるようになりました。このような治療技術の進化は学生教育にも影響し、講義実習においてももはや必須となりつつあります。私が所属する東北大学においても若い研修医の希望する治療技術において顕微鏡を用いた治療技術習得の要望が高く、さらなる顕微鏡の設置が急務となっております。
顕微鏡の普及化は欧米に始まり、アジアでもその普及化が急速に進み、欧米では大学の顕微鏡の設置は20台以上、アジア諸国においても同様のレベルで設置されています。一方の本邦の大学において設置は進んでいるものの、まだ欧米および一部のアジア諸国には劣っている状況です。このような状況を打開するためには、顕微鏡ユーザーである歯科医院を増やす、その重要性を社会に訴えることが重要と私共は考えています。私共は東北六県における顕微鏡を用いた治療の普及化を介して、多くの患者様の歯科治療の精度を高め、口腔健康寿命を長くする活動を続けております。
本学会の企画立案において、多くのエンド、審美治療、外科処置、再生医療の専門医およびエンドの世界的権威であるOve Peters先生の講演およびハンズオン講習会を準備することが出来、関係各位に感謝致します。今回は従来よりも衛生士関連のイベントも増やし、若手衛生士教育も充実させたいと考えております。もう一点、顕微鏡治療の歴史を振り返るためこの領域の発展にご尽力されたエンド専門医の澤田先生によるマイスターレクチャーも企画しました。
東北の中心地仙台において顕微鏡を用いた先端治療の学会を主管することを大変光栄に感じております。シンポジウムに関してはピッチイベント調に演出し、講演の雰囲気を盛り上げたいと思います。顕微鏡治療を始めたいと考えている、エキスパートの話を聞いてみたい、議論したい、などの期待に膨らんでいる歯科医、衛生士の方は大歓迎です。会場でお待ちしております。是非歯科界の未来を語り合いましょう。
大会長
齋藤 正寛Masahiro Saito
東北大学大学院歯学研究科 エコロジー歯学講座 歯科保存学分野 教授
実行委員長
中野 将人Masato Nakano
東北大学大学院歯学研究科 エコロジー歯学講座 歯科保存学分野 助教
準備委員長
鎌野 優弥Yuya Kamano
東北大学大学院歯学研究科エコロジー歯学講座 歯科保存学分野 講師
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