第12回学術大会について


第12回学術大会準備委員会より

 毎回好評の歯科衛生士シンポジウムですが、3月26日にその打ち合わせと予演会が行われました。
 今回は「顕微鏡歯科衛生士が伝えたいこと」と題し、すでに指導的立場にある3名の方に登壇いただき、自分自身を振り返るとともに、教える立場としての苦労や課題についてご討議いただきます。
 この歯科衛生士シンポジウムは残念ながら時間の都合でテーブルクリニックと並行して行われる事となり、どちらに参加しようか迷われると思います。しかしおそらくほとんどの先生が勤務している歯科衛生士にも顕微鏡を使って欲しいと考えていると思います。
そこでぜひ大会にはスタッフ全員でご参加いただき、院内で両方のプログラムを共有するのが良いと思います。
この機会に、ぜひとも多くの情報と刺激を得ていただければ幸いです。会場でお会いいたしましょう!

ご挨拶


 第12回日本顕微鏡歯科学会のテーマは“拡げてみよう臨床・教育・研究”といたしました。我が国においては8020運動が平成元年に始まって、今日の高齢者社会において自分の歯を残そうという国民の意識が高まってきてはいるものの、この8020の達成率は40%程度にとどまっているというのが現状です。この達成率を高めるために、歯内療法そして歯周病を専門とする歯科医は、如何にして歯を残していくかということに日々努力をしております。
  とくに歯内療法においては、複雑な形態を持った根管あるいは歯根破折や亀裂を生じている歯に対する治療が確実に行えれば、抜歯することなく歯の寿命を延ばすことができます。それを助長するのがマイクロスコープであると言っても過言ではありません。
歯周治療や外科的処置を行う場合にも視野を十分に拡大して診ていくことはもちろんのこと、残存歯に対して負担を軽減すべく補綴物を装着させるといった処置を行う場合などにもマイクロスコープをもっと活用させるべきではないでしょうか。
 また、臨床のみならずマイクロスコープの有用性についての教育活動そして研究へと幅広く活用できるようにしていくことによって、もっと多くの歯を保存していくことが可能になると考えています。
 今大会では一般講演の他に、特別講演はロスアンゼルスで開業のGeorge Bogen 先生に「ADVANCES IN VITAL PULP THERAPY」というタイトルでMTAを中心とした講演をして頂きます。シンポジウムは,同じくロスアンゼルスで開業の清水藤太(Shimizu Tota)先生と群馬大学医学部口腔外科小川 将(Ogawa Masaru)先生が「マイクロエンドサージェリー −術式から予後観察までのエビデンスを考える−」というタイトルでお話をして頂きます。その他に,歯科衛生士セッションさらにはテーブルクリニックを用意しております。
 マイクロスコープを使用することによってより確実な診断、治療が行える歯科医療を提供するために有意義な大会にしたいと思っております。
大勢の方々の参加をお待ちしております。

当大会の準備委員会の先生方です。

メンバーパワーアップ、頑張っています!

更新情報・お知らせ

2015/4/20
第12回学術大会は、皆様方のお陰をもちまして、無事盛会裡に終了することができました。多数の御参加と多大なるご協力を頂きました関係者の皆様方に、心から感謝申し上げます。
2015/2/3
事前参加登録期限を2月27日(金)まで延期しました。お申し込みをお待ちしております。
2014/11/19
「第12回学術大会」ポスターを掲載しました。ご利用下さい。
2014/10/20
「第12回学術大会」のホームページをオープンいたしました。

お知らせ

プログラムおよび講演抄録集

当日は抄録集をお配りいたしませんので、必要な方は
PDFファイルをダウンロードしてプリントアウトして
お持ちください。


ポスター