日本顕微鏡歯科学会 2016年 サテライトセミナー富山

去る2016年11月3日の文化の日 の祝日に 富山城にほど近い富山国際会議場大手町フォーラム 特別会議室 にてJAMDサテライトセミナーが開催された。

前日は本セミナーの幹事を引き受けて頂いた谷口伸剛先生、開催にご協力いただいたADI.Gの水上支店長を交え富山の名物である白エビなど地元でしか味わえない旬の魚介類や日本酒に舌鼓を打ち親睦を深めた。

セミナー講師は、三橋純副会長と北村和夫理事が務められた。

三橋先生には、ご自身の医院での顕微鏡を中心とした診療スタイルの紹介からはじまり、顕微鏡の必要性を、経済的な側面、術者の健康的な側面、チームワークの側面から分析し、顕微鏡でなければ出来ない治療を症例動画を交えながらお話しいただいた。
  休憩時間には、三橋先生が顕微鏡の実機を使ったデモや機材などの説明があり参加された先生方は興味深く聞き入っていた。

 休憩後には北村先生にご登壇いただいた。歯内療法の立場から歯内歯などの特殊な歯の治療に顕微鏡が有効であることを実際の症例を交えて紹介いただいた。また、形状記憶性をもった新しいNiTiファイルをデモも含めて紹介していただいた。

 
  再び三橋先生が登壇してまとめをした。学習能力の低下が否めないので一刻も早く顕微鏡治療に取り組むことが望ましいこと。導入後にいきなり外科処置などは行わず、口腔内診査、根管治療、スケーリングなどから始めて、徐々に顕微鏡の使用に慣れていくことがコツであること。そして、顕微鏡歯科学会に入会して学術大会、シーズンズセミナーなどで最新の情報を得たり会員同士の交流を深めることが顕微鏡歯科治療上達の最短の近道であり、そのためのお手伝いを学会が一丸となって行うことを力強く宣言してセミナーを終わりました。

 参加者は地元富山はもとより、新潟からは三浦幸司(先生は親子で)またスタディーグループの北陸支部会長の中山大蔵先生には前日の懇親会にも金沢から参加いただき、更にグループからも多くの先生方に参加していただきました。

 なお事前の集客から会場設営、当日の受付から後片付けまで、ADI.G金沢支店、学会協賛企業の皆様には多大なるご協力を頂きましたのでご報告致します。

(文責 水川悟)


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